フリーランスのコロナ支援まとめ
フリーランスの方の新型コロナの支援策色々とありますが頭がこんがらがっしゃんてなる人も多いと思うのでまとめてみました!
※ 独立後数年経過しておりお子さんがいない前提で作成しています
※ 創業間もない方やお子さんがいらっしゃる方は参考としてご利用ください
・貸付(後で返すもの)・補助金(返さなくていいもの)・その他支援 ・オススメ順で掲載しています!
<貸付>
◆ 新型コロナウイルス感染症特別貸付(実質無利子・無担保融資):日本政策金融公庫
対象者:前年or前々年同月と比較して5%以上売上減
※フリーランスは売上減少等の客観的なデータがなくても柔軟に対応してくれるそうなので支払明細等がなくても借入申請しましょう!
借入上限:6,000万(3,000万円までは基本的に実質無利子)
とはいえいくら借りればいいの? についてはコチラを参照
申込は郵送でOKですので早速書類を用意して投函しましょう!
(現状投函から2-3週間で担当が決まり公庫から電話が来る見込)
必要な書類は コチラの 個人営業の方 を参照
① 借入申込書の書き方:
・申込金額 (最低目安:家賃等の月額固定生活費 x 6ヶ月)
・借入希望日 2週間後くらいにしときますか
・返済期間 最大15年 元金据置 5年以内 ← 実質無利子なので最大で記入しておきましょう
・資金の使い道 運転資金に全額 フリーランスは諸経費支払いで良いかと
・担保・保証の条件選択 記入例通り Aにチェック (Cは利率が高くなる)
② 売上減少申告書の書き方:
・業歴が1年1ヶ月以上の方にチェックし
(①) 2020年3月の売上を金額欄に記載(支払明細等がなければ通帳の入金額等を参考にして概算記入でOK)
(②) 2019年3月の売上を金額欄に記載(同上)
※ 売上5%減が前提条件なので (②) x 95% > (①) になってるか要チェックね
ex) (①) 今年3月 25万・ (②)去年3月30万の場合 (②)30万 x 95% = 28.5万 > (①) 25万 ∴ OK
③ 申告決算書最近2期分=2018年+2019年度確定申告書コピー
※ 青色の方:青色申告決算書 白色の方:収支内訳書を含む
④ ご商売の概要(自己申告書) (=借入申込書裏面にある添付書類:企業概要書)
上記の書類がそろったら担当地域の支店に郵送して電話を待ちましょう!
1週間ほど経過したら担当支店に電話して書類が届いているか・いつ頃連絡がもらえるか確認すると少し安心できます
担当者も疲弊していますので焦る気持ちを抑えて優しく応対し”ありがとうございます・宜しくお願いします”と伝えましょう
◆ 個人向け緊急小口資金等の特例 :社会福祉協議会
対象者:休業により一時的に資金が必要な方
貸付額:10万円以内 無利子
据置期間:1年以内
償還期限:2年以内
<補助金>
◆ 持続化給付金(4月成立見込なのでまだ申請できないですが準備だけはしておきましょう)
現金給付:上限100万円
対象者:売上が前年同月比で50%以上減少している者
給付額:前年の総売上 - 前年同月売上 x 50% x 12ヶ月と100万円 のいずれか低い金額
ex) ① 2019年4月30万円の売上(源泉税等徴収前の金額)が2020年4月20万円になった場合
20万÷30万 = 66% > 50%のため対象外
ex) ② 2019年4月30万円の売上(源泉税等徴収前の金額)が2020年4月10万円になった場合
10万÷30万 = 33% < 50%のため対象
給付額 2019年総売上 300万 - (2019年4月30万円 x 50% x12ヶ月) = 120万円 > 100万円 ∴ 100万円
担当:中小企業庁
ということですみません。まだ制度設計中ですので上記に関しては
・2019年の確定申告書
・2019年4月及び2020年4月の収入がわかるもの(支払明細等)
を準備してお待ち下さい。
<補助金・貸付以外の支援策の相談先>
国民健康保険の徴収猶予 → お住まいの市町村の国民健康保険担当課
電気・ガス料金の支払猶予 → 契約している電気・ガス事業者
国税の納付猶予 → 国税庁
住民税の納税猶予 (5月くらいに納付書が届いたら) → お住まいの都道府県・市区町村
<まとめ>
緊急度合いによりますが下記順番で進めるのが良いかと思います
1. 対応に時間がかかっている日本政策公庫の特別貸付の申請
2. 少額だが必要があれば社会福祉協議会の緊急小口資金
3. 持続化給付金申請の準備